2005年 06月 28日
専門的能力(無線)平成13年度第1回問3
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(1)ビット誤り率の測定
一般的にディジタル無線方式における送受信装置の総合的特性は、定性的には復調されたパルス波形のアイパターンを観測することにより、定量的にはビット誤り率特性を測定することにより評価される。
ビット誤り率特性は、実測した特性が帯域制限がなく理想的な伝送系の場合と比較して、同一の誤り率を得るのにどれだけ余分にC/Nが必要であるかを示す固定的な劣化量により評価される。この固定的な劣化量は、フィルタによる帯域制限の結果による劣化や機器の不完全性等によって生じる劣化を総合的に示すものと見ることができる。ビット誤り率は、送信と受信のパルス列を比較して、各パルスの極性の一致、不一致を検出して単位時間当たりの誤ったパルス数を計数することにより測定される。
(2)ディジタル無線回線のビット誤り率の測定
・ビット誤り率の測定に用いられるハルスパターンとしては、周期性ハターン及び疑似ランダムパターンなどが用いられる
・送信側と受信側の場所
・同一→送受間で同じパルスパターン発生器を用いることができるため、試験用パルス列はどのようなパターンでもよい
・離れている→送信側と受信側とで同じランダムパターンを発生することは不可能なので、再現性がありランダムパターンに近い擬似ランダムパターンが用いられる
(ⅱ)送信装置と受信装置が離れている場合の遠端測定に用いられる測定回路の構成 遠端測定ではクロック同期とフレーム同期は必須。
近端測定では、クロック系だけ遅延回路を入れればよい。
一般的にディジタル無線方式における送受信装置の総合的特性は、定性的には復調されたパルス波形のアイパターンを観測することにより、定量的にはビット誤り率特性を測定することにより評価される。
ビット誤り率特性は、実測した特性が帯域制限がなく理想的な伝送系の場合と比較して、同一の誤り率を得るのにどれだけ余分にC/Nが必要であるかを示す固定的な劣化量により評価される。この固定的な劣化量は、フィルタによる帯域制限の結果による劣化や機器の不完全性等によって生じる劣化を総合的に示すものと見ることができる。ビット誤り率は、送信と受信のパルス列を比較して、各パルスの極性の一致、不一致を検出して単位時間当たりの誤ったパルス数を計数することにより測定される。
(2)ディジタル無線回線のビット誤り率の測定
・ビット誤り率の測定に用いられるハルスパターンとしては、周期性ハターン及び疑似ランダムパターンなどが用いられる
・送信側と受信側の場所
・同一→送受間で同じパルスパターン発生器を用いることができるため、試験用パルス列はどのようなパターンでもよい
・離れている→送信側と受信側とで同じランダムパターンを発生することは不可能なので、再現性がありランダムパターンに近い擬似ランダムパターンが用いられる
(ⅱ)送信装置と受信装置が離れている場合の遠端測定に用いられる測定回路の構成
近端測定では、クロック系だけ遅延回路を入れればよい。
by 9denki
| 2005-06-28 09:08
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