2005年 07月 12日
データ通信平成17年度第1回問2
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(1)イーサネットなどの概要
ギガビットイーサネットとファイバチャネルの知識が要求されるように見えるが、ギガビットイーサネットはとりあえず規格の意味を、伝送方式の基本がわかっていればファイバチャネル自体の知識は問われていない
(ア)IEEE802.3zは、主にマルチモード光ファイバケーブルを使うので、光(⑥)インタフェース
(イ)IEEE802.3abはツイストペアケーブル。よってツイストペア(⑬)インタフェース
次の(2)の説明にあるように、ツイストペアケーブルは銅線でできているので、思わず「銅線⑭」インタフェースとしてしまいやすい
(ウ)1対1固定接続ときたらコネクション型(⑫)しかあり得んw
(エ)n対n接続は、それに対するコネクションレス型(⑧)が妥当
しっくりこなかったんだが、ネットワーク型は回線を占有しない、接続遅延が小さいことからまあこれかと
(2)LANで用いられる伝送媒体
①同軸ケーブルをマニアックに説明したもの。ようわからんが正しいだろう○
●同軸ケーブル:断面が円形の内部導体の周囲を絶縁体で囲み、さらにその周囲を外部導体で同軸の筒状に覆ったもの
・ツイストペアケーブルと比較して、高周波領域における減衰量が少ない
・電磁的・静電的結合による漏話が少ない
②「1000BASE-Tは、カテゴリー5以上のグレードのUTPケーブルを使用するギガビットイーサネットであり」(H15-2-問2(ク)より)から正しい○
●ツイストペアケーブル:絶縁物で被覆した銅線2本を一定のピッチでより合わせたもの
③「マルチモード光ファイバ」「長波長レーザ」は、1000BASE-LX
1000BASE-CXは、2心平衡形の同軸ケーブルを使用する×
④問題なさそう○
ただし、19GHz帯というのはあるにはあるのだが、免許が必要で、国内ではほとんど利用されておらず、今後は廃止が検討されているという・・悪問?w
③が明らかに誤りなだけに④は除外できるんだが、そうでなかったら選択してしまいそうだ('A`)
(3)VLAN
A ポートベースVLAN方式は、スイッチングハブ上において、物理ポート単位でVLANグループを形成する方式である。スイッチングハブを初めとするL2スイッチにて設定するので、レイヤ3スイッチではない×
B MACアドレスベースVLAN方式は、MACフレーム内にあるMACアドレスをベースにVLANグループを形成する方式である。レイヤ3スイッチのMACアドレステーブルに、VLANの識別情報が加えるということはしていない×
C プロトコルベースVLAN方式は、イーサネットフレーム内のヘッダ内に存在するタイプフィールドをベースにVLANグループを形成する方式である。タイプフィールドにはプロトコル種別があり、レイヤ3のプロトコルに応じてグルーピングをしている
また、ルータやL3スイッチの処理機能を補うかどうかはよくわからんが、少なくともこんなところに間違いの記述を潜んでいることはなさそうw無難な記述だし問題ないだろう○
(4)レイヤ3スイッチ
〔通信タイプ〕
┌シングルホップ形
通信タイプ―|
└マルチホップ形
シングルホップ形…相手端末と直接的な通信を行う
→ルータを経由しないので、ルータごとに行われるルーチング処理で累積される転送遅延時間を少なくでき、高速通信ができる
マルチホップ形…目的端末までの通信系路上に存在する多くのルータを経由する
→多くのルータを経由するので、ルータごとに行われるルーチング処理で累積される転送遅延時間が多くなる
②×
「端末間の通信で交換される個々のパケットを一連の流れとしてとらえて転送する機能は、パケットベースの処理といわれる。そのルーチング処理では、レイヤ3スイッチに最初に届いたパケットに対してのみルーチング処理が行われ、同一端末間の後続パケットはルーチング処理が省かれる。」
は、H15第1回問3(ク)でも誤りとされた選択肢。今一よくわからんが、怪しい箇所と言えば、「パケットベースの処理」というところか。この記述はカットスルーを意味してると思われる
④○
まさしくMPLSの説明とその利点そのもの
〔解答〕⑥⑭⑬④⑧③⑦③④⑥
ギガビットイーサネットとファイバチャネルの知識が要求されるように見えるが、ギガビットイーサネットはとりあえず規格の意味を、伝送方式の基本がわかっていればファイバチャネル自体の知識は問われていない
(ア)IEEE802.3zは、主にマルチモード光ファイバケーブルを使うので、光(⑥)インタフェース
(イ)IEEE802.3abはツイストペアケーブル。よってツイストペア(⑬)インタフェース
次の(2)の説明にあるように、ツイストペアケーブルは銅線でできているので、思わず「銅線⑭」インタフェースとしてしまいやすい
(ウ)1対1固定接続ときたらコネクション型(⑫)しかあり得んw
(エ)n対n接続は、それに対するコネクションレス型(⑧)が妥当
しっくりこなかったんだが、ネットワーク型は回線を占有しない、接続遅延が小さいことからまあこれかと
(2)LANで用いられる伝送媒体
①同軸ケーブルをマニアックに説明したもの。ようわからんが正しいだろう○
●同軸ケーブル:断面が円形の内部導体の周囲を絶縁体で囲み、さらにその周囲を外部導体で同軸の筒状に覆ったもの
・ツイストペアケーブルと比較して、高周波領域における減衰量が少ない
・電磁的・静電的結合による漏話が少ない
②「1000BASE-Tは、カテゴリー5以上のグレードのUTPケーブルを使用するギガビットイーサネットであり」(H15-2-問2(ク)より)から正しい○
●ツイストペアケーブル:絶縁物で被覆した銅線2本を一定のピッチでより合わせたもの
③「マルチモード光ファイバ」「長波長レーザ」は、1000BASE-LX
1000BASE-CXは、2心平衡形の同軸ケーブルを使用する×
④問題なさそう○
ただし、19GHz帯というのはあるにはあるのだが、免許が必要で、国内ではほとんど利用されておらず、今後は廃止が検討されているという・・悪問?w
③が明らかに誤りなだけに④は除外できるんだが、そうでなかったら選択してしまいそうだ('A`)
(3)VLAN
A ポートベースVLAN方式は、スイッチングハブ上において、物理ポート単位でVLANグループを形成する方式である。スイッチングハブを初めとするL2スイッチにて設定するので、レイヤ3スイッチではない×
B MACアドレスベースVLAN方式は、MACフレーム内にあるMACアドレスをベースにVLANグループを形成する方式である。レイヤ3スイッチのMACアドレステーブルに、VLANの識別情報が加えるということはしていない×
C プロトコルベースVLAN方式は、イーサネットフレーム内のヘッダ内に存在するタイプフィールドをベースにVLANグループを形成する方式である。タイプフィールドにはプロトコル種別があり、レイヤ3のプロトコルに応じてグルーピングをしている
また、ルータやL3スイッチの処理機能を補うかどうかはよくわからんが、少なくともこんなところに間違いの記述を潜んでいることはなさそうw無難な記述だし問題ないだろう○
(4)レイヤ3スイッチ
〔通信タイプ〕
┌シングルホップ形
通信タイプ―|
└マルチホップ形
シングルホップ形…相手端末と直接的な通信を行う
→ルータを経由しないので、ルータごとに行われるルーチング処理で累積される転送遅延時間を少なくでき、高速通信ができる
マルチホップ形…目的端末までの通信系路上に存在する多くのルータを経由する
→多くのルータを経由するので、ルータごとに行われるルーチング処理で累積される転送遅延時間が多くなる
②×
「端末間の通信で交換される個々のパケットを一連の流れとしてとらえて転送する機能は、パケットベースの処理といわれる。そのルーチング処理では、レイヤ3スイッチに最初に届いたパケットに対してのみルーチング処理が行われ、同一端末間の後続パケットはルーチング処理が省かれる。」
は、H15第1回問3(ク)でも誤りとされた選択肢。今一よくわからんが、怪しい箇所と言えば、「パケットベースの処理」というところか。この記述はカットスルーを意味してると思われる
④○
まさしくMPLSの説明とその利点そのもの
〔解答〕⑥
by 9denki
| 2005-07-12 05:16
| データ通信