2005年 05月 12日
伝送交換設備及び設備管理平成14年度第2回問1
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(1)電気通信設備のライフサイクルコスト
ライフサイクルコスト=Σ(開発費、製造費、保全費、補給品費、要員訓練費、運用費、処分費)
ライフサイクルコスト=取得コスト+運用コスト+廃棄コスト
廃棄するのにコストかかるのかよ?あんま大したコストじゃなさそうなんだけどなあ
(2)通信用電源
・全浮動充電方式では、ブースタコンバータなどの負荷電流補償器を用い、負荷の電流変動を規格値内に補償
・鉛蓄電池では、電池の自己放電による充電不足を補うため、浮動充電が必要
(3)伝送技術
〔平衡対ケーブルの撚り合わせを行う理由〕
・導体の電気抵抗を減少させるため
漏話減衰量を低減するため
撚りを与えることにより、漏話電圧が打ち消される。漏話電力が小さくなると、漏話減衰量はむしろ大きくなる
・静電容量と漏れコンダクタンスを減少させるため
心線間の静電容量及び相互インダクタンスを大きくするため
心線間の静電容量、相互インダクタンスが大きくなると漏話が増大する
・自己インダクタンスを増加させることが有効である
反射減衰量又は熱雑音を低減するため
反射減衰量はインピーダンスの不整合によるもの
熱雑音は半導体やケーブル中の電子の熱運動によるもの
〔参考〕技術講座(伝送技術)
平衡対ケーブルの心線構造を考える場合、信号を伝送する際いかにして損失(伝送損失)を減少させるかが重要です。伝送損失を小さくするためには以下のことが有効です。
① 導体の電気抵抗(R)を減少させる
② 導体間の漏れコンダクタンス(G)を減少させる
③ 導体間の静電容量(C)を減少させる
④ 導体の自己誘導係数(自己インダクタンスL)を増加させる
(注:平衡対ケーブルでは、RC=GLの時伝送損失が最小になる。実際のケーブルはRC≫GLのため、Lを増加させることにより伝送損失を減少させることができる)
〔標本化→量子化→符号化の過程で発生する雑音〕
・標本化で、入力信号にサンプリング周波数/2以上の周波数成分があると、復号の際に折り返し雑音を発生する要因となる
→元の信号の最高周波数の2倍以上の周波数でサンプリングすれば、ディジタル信号を元のアナログ信号として完全に復元できる(サンプリング定理)
・量子化雑音:量子化の過程で生じる雑音
・補完雑音:PCM受信側におけるローパスフィルタの特性が理想的なフィルタでないために発生する雑音
ライフサイクルコスト=Σ(開発費、製造費、保全費、補給品費、要員訓練費、運用費、処分費)
ライフサイクルコスト=取得コスト+運用コスト+廃棄コスト
廃棄するのにコストかかるのかよ?あんま大したコストじゃなさそうなんだけどなあ
(2)通信用電源
・全浮動充電方式では、ブースタコンバータなどの負荷電流補償器を用い、負荷の電流変動を規格値内に補償
・鉛蓄電池では、電池の自己放電による充電不足を補うため、浮動充電が必要
(3)伝送技術
〔平衡対ケーブルの撚り合わせを行う理由〕
・導体の電気抵抗を減少させるため
撚りを与えることにより、漏話電圧が打ち消される。漏話電力が小さくなると、漏話減衰量はむしろ大きくなる
・静電容量と漏れコンダクタンスを減少させるため
心線間の静電容量及び相互インダクタンスを
心線間の静電容量、相互インダクタンスが大きくなると漏話が増大する
・自己インダクタンスを増加させることが有効である
反射減衰量はインピーダンスの不整合によるもの
熱雑音は半導体やケーブル中の電子の熱運動によるもの
〔参考〕技術講座(伝送技術)
平衡対ケーブルの心線構造を考える場合、信号を伝送する際いかにして損失(伝送損失)を減少させるかが重要です。伝送損失を小さくするためには以下のことが有効です。
① 導体の電気抵抗(R)を減少させる
② 導体間の漏れコンダクタンス(G)を減少させる
③ 導体間の静電容量(C)を減少させる
④ 導体の自己誘導係数(自己インダクタンスL)を増加させる
(注:平衡対ケーブルでは、RC=GLの時伝送損失が最小になる。実際のケーブルはRC≫GLのため、Lを増加させることにより伝送損失を減少させることができる)
〔標本化→量子化→符号化の過程で発生する雑音〕
・標本化で、入力信号にサンプリング周波数/2以上の周波数成分があると、復号の際に折り返し雑音を発生する要因となる
→元の信号の最高周波数の2倍以上の周波数でサンプリングすれば、ディジタル信号を元のアナログ信号として完全に復元できる(サンプリング定理)
・量子化雑音:量子化の過程で生じる雑音
・補完雑音:PCM受信側におけるローパスフィルタの特性が理想的なフィルタでないために発生する雑音
by 9denki
| 2005-05-12 19:42
| 伝送交換設備及び設備管理