2005年 05月 19日
伝送交換設備及び設備管理平成16年度第1回問1
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(1)通話品質の評価方法
〔IP電話サービスの品質設計・評価などに用いられるパラメータ〕
・音声信号を離散的な値に変換するために生ずる符号化ひずみ
・網のバッファオーバフロー等により発生するパケット損失
音声データのパケット化などにより発生する遅延時間
等がある。
音声品質を定量的に評価する方法として、主観評価と客観評価がある。
主観評価の方法…MOS値が用いられる。
●MOS(Mean Opinion Score):通話試験を行い、被験者が会話により感じた音声品質を5段階で評価し、そのスコアを統計的に処理して得る平均値
・実際に人間が聞いて判断するため、評価の数値から音質を想像しやすい
・評価結果のバラツキをなくすために多くの被験者が必要であり、多大な費用と時間が必要となる
客観評価の方法…音質評価装置を用い、原音と被試験システムを通過した後の劣化した音質を比較し、その明瞭度を客観的に評価することにより、主観評価であるMOS値と相関の良い結果が得られるように考慮されている
●PSQM(Perceptual Speech Quality Measurement):標準の原音を基準信号として送信し、受信側の音声信号と比較することにより評価を行う
・符号化ひずみの評価には優れている
・パケット損失やジッタが考慮されていない
・アルゴリズムが改良されたPESQ方式が用いられている。
●PESQ(Perceptual Evaluation of Speech Quality):PSQMと同様、標準の原音を基準信号として送信し、受信側の音声信号と比較することにより評価を行う
・ITU-T P.862として勧告
・量子化歪みの影響だけでなく、環境雑音やパケット損失の影響も評価できる
●R値:遅延及びエコーによる影響を含めたパラメータをE-Modelに入力することによって算出される、総合音声伝送品質を表す指標
(3)オペレーションズリサーチ用語及び生産管理用語
(ⅰ)オペレーションズリサーチ用語
●PERT:工事などの企画の手順計画を矢線図に表示し、時間的要素を中心として計画の評価、調整及び進捗管理を行う手法
●CPM:手順計画を矢線図で表し、各作業の直接費と所要時間の関係を直線で近似し、線形計画法を用いて費用最小となる日程計画を求める手法である
●クリチカルパス(最長経路):すべての経路のうち、その長さが最も長い経路
(理工解説)プロジェクトの開始イベントから完了イベントに至る多くの経路のうち、最短の時間を要する経路
*はて、最も時間のかかる経路ではなかろうか(´・ω・)?
(ⅱ)生産管理用語
●リードタイム(調達期間):発生してから納入されるまでの時間、または、素材が準備されてから完成品になるまでの時間
●アウトソーシング:企業の経営資源を中核業務に集中させ、業務効率を高めるために、部門機能の一部又はすべてを外部の企業に委託すること
●生産性:投入量に対する産出量との比
投入量…投入資本、設備、原材料
産出…生産量、労働量、生産金額又は付加価値
●生産性分析:期間中に投入された生産要素(労働力、原材料など)に対してどれだけの物が生産(販売)されたかを知ろうとすること
生産(販売)
生産性=―――――――――――
投入生産要素(労働・資本)
*理工テキストには生産性分析の解説が、例のWebには生産性の定義をちょっと直しただけの解説が(´・ω・)?
思うに理工テキストは問題文を根本から変えすぎだと思う。例のWebのように、本当の正しい文章をちょっとずらした程度の文章が誤りの選択肢として妥当だと思うんだが
●改善:少人数のグループ又は個人で、経営システム全体又はその部分を常に見直し、能力その他の諸量の向上を図る活動
●スループット:単位時間に処理される仕事量を測る尺度
〔IP電話サービスの品質設計・評価などに用いられるパラメータ〕
・音声信号を離散的な値に変換するために生ずる符号化ひずみ
・網のバッファオーバフロー等により発生するパケット損失
音声データのパケット化などにより発生する遅延時間
等がある。
音声品質を定量的に評価する方法として、主観評価と客観評価がある。
主観評価の方法…MOS値が用いられる。
●MOS(Mean Opinion Score):通話試験を行い、被験者が会話により感じた音声品質を5段階で評価し、そのスコアを統計的に処理して得る平均値
・実際に人間が聞いて判断するため、評価の数値から音質を想像しやすい
・評価結果のバラツキをなくすために多くの被験者が必要であり、多大な費用と時間が必要となる
客観評価の方法…音質評価装置を用い、原音と被試験システムを通過した後の劣化した音質を比較し、その明瞭度を客観的に評価することにより、主観評価であるMOS値と相関の良い結果が得られるように考慮されている
●PSQM(Perceptual Speech Quality Measurement):標準の原音を基準信号として送信し、受信側の音声信号と比較することにより評価を行う
・符号化ひずみの評価には優れている
・パケット損失やジッタが考慮されていない
・アルゴリズムが改良されたPESQ方式が用いられている。
●PESQ(Perceptual Evaluation of Speech Quality):PSQMと同様、標準の原音を基準信号として送信し、受信側の音声信号と比較することにより評価を行う
・ITU-T P.862として勧告
・量子化歪みの影響だけでなく、環境雑音やパケット損失の影響も評価できる
●R値:遅延及びエコーによる影響を含めたパラメータをE-Modelに入力することによって算出される、総合音声伝送品質を表す指標
(3)オペレーションズリサーチ用語及び生産管理用語
(ⅰ)オペレーションズリサーチ用語
●PERT:工事などの企画の手順計画を矢線図に表示し、時間的要素を中心として計画の評価、調整及び進捗管理を行う手法
●CPM:手順計画を矢線図で表し、各作業の直接費と所要時間の関係を直線で近似し、線形計画法を用いて費用最小となる日程計画を求める手法である
●クリチカルパス(最長経路):すべての経路のうち、その長さが最も長い経路
(理工解説)プロジェクトの開始イベントから完了イベントに至る多くの経路のうち、最短の時間を要する経路
*はて、最も時間のかかる経路ではなかろうか(´・ω・)?
(ⅱ)生産管理用語
●リードタイム(調達期間):発生してから納入されるまでの時間、または、素材が準備されてから完成品になるまでの時間
●アウトソーシング:企業の経営資源を中核業務に集中させ、業務効率を高めるために、部門機能の一部又はすべてを外部の企業に委託すること
●生産性:投入量に対する産出量との比
投入量…投入資本、設備、原材料
産出…生産量、労働量、生産金額又は付加価値
●生産性分析:期間中に投入された生産要素(労働力、原材料など)に対してどれだけの物が生産(販売)されたかを知ろうとすること
生産(販売)
生産性=―――――――――――
投入生産要素(労働・資本)
*理工テキストには生産性分析の解説が、例のWebには生産性の定義をちょっと直しただけの解説が(´・ω・)?
思うに理工テキストは問題文を根本から変えすぎだと思う。例のWebのように、本当の正しい文章をちょっとずらした程度の文章が誤りの選択肢として妥当だと思うんだが
●改善:少人数のグループ又は個人で、経営システム全体又はその部分を常に見直し、能力その他の諸量の向上を図る活動
●スループット:単位時間に処理される仕事量を測る尺度
by 9denki
| 2005-05-19 17:02
| 伝送交換設備及び設備管理