2005年 05月 30日
伝送交換設備及び設備管理平成15年度第1回問2
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(1)xDSLの概要
〔ADSLの注意点〕
・ISDNと使用帯域の関係で競合、相互干渉を生ずるときがある
・メタリックケーブルの途中にブリッジタップが存在すると、伝送速度の低下の原因となる
・加入者交換機からのメタリックケーブルの距離が長いと、線路損失が大きくなり、十分な伝送速度を得られないこともある
(2)トポロジー
・電話網では、網状網+星状網の複合網になっているものがある
・回線やノードのコスト、回線使用率や信頼性などを勘案し、
加入者線交換機相互間→網状網は適用せず
中継交換機相互間→網状網の構成をとる
・LANなどの小規模網では、バス型といわれる網構成をとることがある
*バス型は網構成ではないかと…_| ̄|〇
・網状網の1ノードの故障→他のノード間の通信に直接影響を与えない
・環状網の1リンクの故障→ループの障害が全体に影響する(ループを二重化し、ループバックにより、故障箇所の切り離しが可能)
*はて(´・ω・)? 環状網はリング型なんだから、普通に全ノード間の通信が不通という選択肢も間違えではなさそうなんだが・・そら解説のように二重化してれば防げるだろうけど、そんな前提どこにもないし・・不思議な問題だ
・網状網のリンク数=N(N-1)/2 (Nの中から2個選ぶnC2って奴やね)
①-②
|×|
③-④
・環状網のリンク数=N
①
/ \
④ ②
\ /
③
・星状網のリンク数=N-1
②
|
⑤-①-③
|
④
(3)ネットワークの信頼性向上
(ⅰ)電話交換網の信頼性の向上
・交換機の制御系相互間をデータリンクで結び、呼処理または網管理で使用する制御情報などの転送を行う共通線信号網は、一般に二重化構成をとっていることから、交換設備はこのいずれにも帰属する構成をとる方法がある
●加入者交換機(GC:Group Center):加入者回線を直接収容する加入者交換機を設置する交換局
・基幹ルートを直接の上位局と隣接の上位局との間に二重に設定する二重帰属構成をとる方法がある
直接の上位局 隣接の上位局
基幹ルート\ /基幹ルート
GC
●中継交換機(ZC:Zone Center):中継線を収容し、GCからのトラヒックを集束・中継する中継交換機を設置する交換局
・ZC故障時に所属のGCの基幹ルートを確保するため、自ZCと同一エリア内に複数のZCを設置する方法がある
ZC―GC―ZC
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ZC
*結局(ⅰ)はA、B、Cすべて正しいとは初めてのケースだ…_| ̄|〇今まで必ず一つは誤りを含んでいただけに、おかしいとは思いながらも強引に誤りがあるものと思い込んでいた…_| ̄|〇
(ⅱ)伝送路網の信頼性の向上
・伝送路のルート故障時にとられる構成
・一定量のサービスを維持するため、伝送路設備を分散する伝送路構成
・伝送路の切替え装置により、回線を復旧させ、サービスの低下を防止する伝送路網構成
・単一ルート区間の伝送路故障対策としては、複数の現用伝送路に対して、故障のパターンに応じて切り替える予備伝送路網を設ける
*確かに複数の伝送路に共通の予備伝送路ではないほうがいいのはなんとなくわかるが、その後の
「短距離の固定マイクロウェーブ伝送路では、フェージングによる影響も少ないため、予備伝送路構成をとる必要はない」
ってのは、やっぱりとる必要があるってことでいいんだろうか
〔ADSLの注意点〕
・ISDNと使用帯域の関係で競合、相互干渉を生ずるときがある
・メタリックケーブルの途中にブリッジタップが存在すると、伝送速度の低下の原因となる
・加入者交換機からのメタリックケーブルの距離が長いと、線路損失が大きくなり、十分な伝送速度を得られないこともある
(2)トポロジー
・電話網では、網状網+星状網の複合網になっているものがある
・回線やノードのコスト、回線使用率や信頼性などを勘案し、
加入者線交換機相互間→網状網は適用せず
中継交換機相互間→網状網の構成をとる
・LANなどの小規模網では、バス型といわれる網構成をとることがある
*バス型は網構成ではないかと…_| ̄|〇
・網状網の1ノードの故障→他のノード間の通信に直接影響を与えない
・環状網の1リンクの故障→ループの障害が全体に影響する(ループを二重化し、ループバックにより、故障箇所の切り離しが可能)
*はて(´・ω・)? 環状網はリング型なんだから、普通に全ノード間の通信が不通という選択肢も間違えではなさそうなんだが・・そら解説のように二重化してれば防げるだろうけど、そんな前提どこにもないし・・不思議な問題だ
・網状網のリンク数=N(N-1)/2 (Nの中から2個選ぶnC2って奴やね)
①-②
|×|
③-④
・環状網のリンク数=N
①
/ \
④ ②
\ /
③
・星状網のリンク数=N-1
②
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⑤-①-③
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④
(3)ネットワークの信頼性向上
(ⅰ)電話交換網の信頼性の向上
・交換機の制御系相互間をデータリンクで結び、呼処理または網管理で使用する制御情報などの転送を行う共通線信号網は、一般に二重化構成をとっていることから、交換設備はこのいずれにも帰属する構成をとる方法がある
●加入者交換機(GC:Group Center):加入者回線を直接収容する加入者交換機を設置する交換局
・基幹ルートを直接の上位局と隣接の上位局との間に二重に設定する二重帰属構成をとる方法がある
直接の上位局 隣接の上位局
基幹ルート\ /基幹ルート
GC
●中継交換機(ZC:Zone Center):中継線を収容し、GCからのトラヒックを集束・中継する中継交換機を設置する交換局
・ZC故障時に所属のGCの基幹ルートを確保するため、自ZCと同一エリア内に複数のZCを設置する方法がある
ZC―GC―ZC
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ZC
*結局(ⅰ)はA、B、Cすべて正しいとは初めてのケースだ…_| ̄|〇今まで必ず一つは誤りを含んでいただけに、おかしいとは思いながらも強引に誤りがあるものと思い込んでいた…_| ̄|〇
(ⅱ)伝送路網の信頼性の向上
・伝送路のルート故障時にとられる構成
・一定量のサービスを維持するため、伝送路設備を分散する伝送路構成
・伝送路の切替え装置により、回線を復旧させ、サービスの低下を防止する伝送路網構成
・単一ルート区間の伝送路故障対策としては、複数の現用伝送路に対して、故障のパターンに応じて切り替える予備伝送路網を設ける
*確かに複数の伝送路に共通の予備伝送路ではないほうがいいのはなんとなくわかるが、その後の
「短距離の固定マイクロウェーブ伝送路では、フェージングによる影響も少ないため、予備伝送路構成をとる必要はない」
ってのは、やっぱりとる必要があるってことでいいんだろうか
by 9denki
| 2005-05-30 03:45
| 伝送交換設備及び設備管理