2005年 06月 07日
伝送交換設備及び設備管理平成13年度第1回問4
|
(1)電話網の局間信号方式
┌通話線を用いて信号の送受を行う個別線信号方式
局間信号方式―|
└通話線と信号線を分離した共通線信号方式
●個別線信号方式:通話回線を使って交換機相互の信号の送受を行う方式
●共通線信号方式:信号用の回線を設けて複数の通話回線の局間信号を送受する方式
・通話線とは別の非対応構成(信号網)といわれる網構成がとられる
*てっきり通話線しか使わないほうを共通線、分離したほうを個別線と呼ぶのかと思ったら…_| ̄|〇紛らわしーヽ(`Д´)ノ
(2)FTA
●FTA(Fault Tree Analysis):システムや機器の信頼性及び安全性の図式解析手法
・事象記号(5種類)
□:事象 個々の事象、すなわち出来事
○:基本事象 これ以上は展開されない基本的事象
◇:否展開事象 情報不足や解析不十分のため、とりあえずそれ以上展開しない事象
☆:通常事象 通常発生すると思われる事象
△:移行事象
・論理記号(3種類)
ANDゲート:論理積 すべての入力事象が起きたときにのみ出力事象が起こる関係
ORゲート:論理和 少なくとも1つの入力事象が起きると出力事象が起こる関係
制止ゲート:条件付き確率 入力事象が起きた場合に、ある条件が満足されたときのみ出力事象が起こる関係
*綺麗な鐘型∩がANDで、微妙に凹んでるほうがOR
〔FT図の制約事項〕
・トップ事象が必ず1つ存在し、トップ事象の除く他の事象には必ず親事象が存在する。
・親事象と子事象との間には論理記号が存在する。
直列システム:
S¬
∧
A¬ B¬
並列システム:
S¬
∨
A¬ B¬
前提がA、Bの故障で始まっていて、AもBも故障だから、出力も故障S¬
┌通話線を用いて信号の送受を行う個別線信号方式
局間信号方式―|
└通話線と信号線を分離した共通線信号方式
●個別線信号方式:通話回線を使って交換機相互の信号の送受を行う方式
●共通線信号方式:信号用の回線を設けて複数の通話回線の局間信号を送受する方式
・通話線とは別の非対応構成(信号網)といわれる網構成がとられる
通常の階層構造の網とは関係ないことから非対応信号網ということを聞いたことがあります。・信号網の故障が通話網全体に影響するのを防ぐため、信号網を2面構成にする
これは私の勘違いで共通線信号方式は、確か対応信号網又は準対応信号網のはずでした。
よってウは、⑦の(対応)と思われます。
対応網:交換機同士を信号線で直結する
非対応網:交換機間にSTPPと呼ばれる信号中継局を設置して接続する。
の2つのパターンに分けられると思います。
今回の問題では、“信号網の故障が網全体に影響を与える”という記述がありましたので、非対応網(つまり⑥)が正解ではないかと思います。
「通話線とは別の網構成」ということから「対応網」でないのは明白だと思います。だからここは⑥だと思います。
でも、「非対応網構成」「非対応信号網」っていうとちょっと意味が違って、ここで言いたい内容だと“準対応”という言葉の方がぴったりくるような気がしますが。英語でいうとquasi-associatedってやつ
*てっきり通話線しか使わないほうを共通線、分離したほうを個別線と呼ぶのかと思ったら…_| ̄|〇紛らわしーヽ(`Д´)ノ
(2)FTA
●FTA(Fault Tree Analysis):システムや機器の信頼性及び安全性の図式解析手法
・事象記号(5種類)
□:事象 個々の事象、すなわち出来事
○:基本事象 これ以上は展開されない基本的事象
◇:否展開事象 情報不足や解析不十分のため、とりあえずそれ以上展開しない事象
☆:通常事象 通常発生すると思われる事象
△:移行事象
・論理記号(3種類)
ANDゲート:論理積 すべての入力事象が起きたときにのみ出力事象が起こる関係
ORゲート:論理和 少なくとも1つの入力事象が起きると出力事象が起こる関係
制止ゲート:条件付き確率 入力事象が起きた場合に、ある条件が満足されたときのみ出力事象が起こる関係
*綺麗な鐘型∩がANDで、微妙に凹んでるほうがOR
〔FT図の制約事項〕
・トップ事象が必ず1つ存在し、トップ事象の除く他の事象には必ず親事象が存在する。
・親事象と子事象との間には論理記号が存在する。
直列システム:
S¬
∧
A¬ B¬
並列システム:
S¬
∨
A¬ B¬
前提がA、Bの故障で始まっていて、AもBも故障だから、出力も故障S¬
by 9denki
| 2005-06-07 06:19
| 伝送交換設備及び設備管理