2005年 06月 12日
伝送交換設備及び設備管理平成12年度第2回問3
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(1)システムの待機冗長
●温予備
・待機構成要素…あらかじめ動作に必要なエネルギーの一部の供給を受けた状態
・切替え時…残りのエネルギーの供給を受けて動作状態となる
●熱予備
・待機構成要素…常に動作に必要な全エネルギーの供給を受けた状態
・切替え時…すぐに動作状態となる
●冷予備
・待機構成要素…動作の停止又は体止の状態
・切替え時…全エネルギーの供給を受けて動作状態となる
・熱予備の信頼度は並列冗長と同等
・システムの信頼性を高い順に並べると、熱予備>温予備>冷予備
*熱予備と温予備が紛らわしいが、熱い>温かいということで、熱は全エネルギーの供給を常に受けているのですぐに動作状態となる、温は動作状態となるときに残りのエネルギーの供給を受ける必要があるので若干時間がかかるということか(´・∀・)ノ
(2)ディジタル電話交換機の加入者回路の機能
ディジタル電話交換機の加入者回路には、
・アナログ電話交換機と同様に発呼・終話検出などのループ監視機能
・アナログ電話交換機ではトランクに持たせていた呼出信号を送出する機能
・アナログ電話交換機には無かったCODEC機能
がある
・2線4線変換機能は、通話路が42線式であるために必要であり、その変換機能に付随する平衡結線網回路は通話時の側音を低下させるために必要
電話機←――――――→交換機←―――――→交換機
↑
送話/受話の分離・混合 変換
・過電圧保護機能は、通話路スイッチをディジタル化することが直接の要因ではなく、加入者回路を電子化することのために必要
●温予備
・待機構成要素…あらかじめ動作に必要なエネルギーの一部の供給を受けた状態
・切替え時…残りのエネルギーの供給を受けて動作状態となる
●熱予備
・待機構成要素…常に動作に必要な全エネルギーの供給を受けた状態
・切替え時…すぐに動作状態となる
●冷予備
・待機構成要素…動作の停止又は体止の状態
・切替え時…全エネルギーの供給を受けて動作状態となる
・熱予備の信頼度は並列冗長と同等
・システムの信頼性を高い順に並べると、熱予備>温予備>冷予備
*熱予備と温予備が紛らわしいが、熱い>温かいということで、熱は全エネルギーの供給を常に受けているのですぐに動作状態となる、温は動作状態となるときに残りのエネルギーの供給を受ける必要があるので若干時間がかかるということか(´・∀・)ノ
(2)ディジタル電話交換機の加入者回路の機能
ディジタル電話交換機の加入者回路には、
・アナログ電話交換機と同様に発呼・終話検出などのループ監視機能
・アナログ電話交換機ではトランクに持たせていた呼出信号を送出する機能
⑦(すべて正しい)と解答されている方が多いようですが、加入者回路のBORSCHT機能のことを言っているとすると、Bの記述に“呼出音”とありますが、これは“呼出信号”の誤りで、答えは⑤(A,Cが正しい)ではないでしょうか。・アナログ電話交換機ではトランクに持たせていた通話電流供給機能
ディジタル回線の時分割通話路には音声などの大電力信号を通すことができないので、アナログではトランクに持たせていた、発信音や呼出音の送出を加入者回路に設けています。(S:ループ監視の機能です。)
よって、すべて正しいを選択しました。ちなみに、呼出信号の送出はRです。
・アナログ電話交換機には無かったCODEC機能
がある
・2線4線変換機能は、通話路が
平衡結線網回路って(´・ω・)?加入者線(2線式) 通話路(4線式)
いわゆるBNW(Balancing Network)。
2W上の電話機からの送信信号が交換機側の加入者回路から反射して戻ってこないようにないように、2W-4W変換回路に、電話機と2W電話回線全体の インピーダンスをつないでマッチングさせる。600Ω+1μFとか、900Ω+2.16μFの直列素子で構成され、国によって異なります。
交換機側では、電話加入者線の距離などでこの値をいくつかの中から選択して、 反射を防いでいました。
>平衡結線網回路
・線路のインピーダンスのバラツキをなくするもの(だったと思う)
ちなみに、側音とは、電話機で通話する場合、送話器から入った音や、 室内騒音が自己の電話機内の回路を通り、一部が自己の受話器から出て耳に聞こえる声の事。→ハウリング寸前のスカスカした感じに聞こえる
2-4変換機でインピがバラツクと音が回るんですな。
つまり平衡結線網回路でインピーダンスのバラツキをなくすことによって、側音を低下させるってこと(´・ω・)?
そいうこと
インピーダンスのバラツキ = 反射 なので、反射がなくなれば側音は低下する。
電話機←――――――→交換機←―――――→交換機
↑
送話/受話の分離・混合 変換
・過電圧保護機能は、通話路スイッチをディジタル化することが直接の要因ではなく、加入者回路を電子化することのために必要
by 9denki
| 2005-06-12 01:16
| 伝送交換設備及び設備管理