2005年 06月 12日
伝送交換設備及び設備管理平成12年度第1回問1
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(1)パケット交換方式
・蓄積交換方式を用いて転送する
●蓄積交換方式:交換機がいったんパケットを蓄積し、次に網内に転送して最後に相手に届ける通信方式
・データ端末には、PTとNPTがある
●PT(Packet Mode Terminal:パケット形態端末):ITU-T X.25に従って情報を送受信するデータ端末
●NPT(Non Packet Mode Terminal:非パケット形態端末):パケット形態で情報を送受信する機能を持たないデータ端末
→NPTをパケット交換網に接続するには、PAD(Packet Assemble and Disassemble)が必要
(2)静止通信衛星システム
・3個の通信衛星を静止衛星軌道上に配置するだけで、北極や南極などの高緯度地域を除き、地球上のほぼ全域をカバーできる
・地上の任意の場所に局を設けて通信回線を設定できる
・伝播遅延が大きい
・用いられている電波は、電離層の影響や降雨による減衰を受けにくい周波数が割り当てられている
・アンテナの小型化を図るために、より高い周波数の利用が進んでいる(小型化、高利得化)
・静止衛星相互の干渉を防ぐため、静止軌道上の衛星は、すべて異なる周波数の電波を使用する
←6GHz帯以下のうち、電気通信業務用の固定業務で使用している6GHz帯は、固定衛星業務のアップリンクにも使用しており、移動業務等による使用は困難。また、4GHz帯は、地球局の受信への干渉について詳細な検討が必要。
・蓄積交換方式を用いて転送する
●蓄積交換方式:交換機がいったんパケットを蓄積し、次に網内に転送して最後に相手に届ける通信方式
・データ端末には、PTとNPTがある
●PT(Packet Mode Terminal:パケット形態端末):ITU-T X.25に従って情報を送受信するデータ端末
●NPT(Non Packet Mode Terminal:非パケット形態端末):パケット形態で情報を送受信する機能を持たないデータ端末
→NPTをパケット交換網に接続するには、PAD(Packet Assemble and Disassemble)が必要
(2)静止通信衛星システム
・3個の通信衛星を静止衛星軌道上に配置するだけで、北極や南極などの高緯度地域を除き、地球上のほぼ全域をカバーできる
・地上の任意の場所に局を設けて通信回線を設定できる
・伝播遅延が大きい
・用いられている電波は、電離層の影響や降雨による減衰を受けにくい周波数が割り当てられている
・アンテナの小型化を図るために、より高い周波数の利用が進んでいる(小型化、高利得化)
・静止衛星相互の干渉を防ぐため、静止軌道上の衛星は、
「全て」では無いような気がする。静止衛星から地球を見た場合、その地球の裏側には電波は届かないし、静止衛星からのビームの外であれば、同じ周波数を別々の地域で使いまわしできからかな。・地上におけるマイクロ波通信システムとの間で、地球局の設置に際し、電波干渉に関する調整が必要となる場合がある
ようするに、FDMAやTDMAの移動通信の沢山ある基地局の周波数のリユースと同じってことかも。
←6GHz帯以下のうち、電気通信業務用の固定業務で使用している6GHz帯は、固定衛星業務のアップリンクにも使用しており、移動業務等による使用は困難。また、4GHz帯は、地球局の受信への干渉について詳細な検討が必要。
by 9denki
| 2005-06-12 08:52
| 伝送交換設備及び設備管理