2005年 06月 15日
伝送交換設備及び設備管理平成9年度第1回問1
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(1)衛星通信システムで用いられている多次元接続
・赤道上高度36,000kmの静止衛星からは、地球の約1/3の地域を見渡せる
●時分割多元接続(TDMA):時間を分割して各地球局に割り当てる方法
・送信地球局は、割り当てられた時間帯に収まるように信号を断続的に送出する
・受信地球局は、受信信号の相対時間位置によって送信局を識別する
・各地球局からの送信信号が重ならないようにすべての地球局の送信タイミングを同期させる必要がある
→基準バースト信号を一定周期で送信する基準局が設置されている
●バースト:各局が送信する細切れの断続信号
*基準バーストって(´・ω・)?
・ディジタル伝送が高速になるほど、信号伝送に必要な周波数帯域は広くなる
●符号分割多元接続(CDMA):特定の符号列を各地球局に割り当てる方法
・送信地球局が、割り当てられた符号列により信号を変調し送信する際、信号のスペクトラムが大きく広がることから、スペクトラム拡散多元接続方式とも言われる
・送信局で使用した符号列がわからない限り、受信信号を取り出すことができないため、秘話性に富んだ方式でもある
〔参考サイト〕技術講座(衛星通信)
(2)通信設備の新設工事を施行する場合、工事実施(期間)中に管理すべき項目
・工程管理
・施行(品質)管理
・安全管理
こんなん絶対出ねー('A`)
〔参考問題〕平成11年専門(無線)問2(衛星通信における時分割多元接続(TDMA)方式)
TDMAでは同一周波数の衛星中継器を時分割で使用するので、送出するディジタル信号を原信号の伝送速度より大きくし、間欠的に送出して通信を行う。このため衛星回線での伝送速度を地上網のディジタル信号の伝送速度から時間的に圧縮し、高速のバースト信号に変換するとともに、衛星からの信号を元の伝送速度に伸張する操作がある。
複数の局が使用するための同期方法は、同期各局から送信されるバースト信号が衛星中継器上で重ならないように、各局の送信タイミングを調整、制御されるため、各局では共通の時間基準を持つ必要がある。
この送信バースト同期の確立をするためには、一般に、各地球局で基準局から送出される基準バーストを衛星から折り返して受信し、これを基準として受信フレーム同期を確立し、その後初期接続(初期捕そくともいう)、送信バースト同期の確立が行われる。
また、TDMAでは、バースト信号を送受信することから、変復調器はバーストモードで動作する。したがって、連続的に送受する変復調器と異なり、変調器にはバースト的に受信される信号を復調するため、各バーストの先頭に設けられた搬送波再生符号及びクロック再生符号を用いて、搬送波及びクロックを高速で再生する機能がある。
・赤道上高度36,000kmの静止衛星からは、地球の約1/3の地域を見渡せる
●時分割多元接続(TDMA):時間を分割して各地球局に割り当てる方法
・送信地球局は、割り当てられた時間帯に収まるように信号を断続的に送出する
・受信地球局は、受信信号の相対時間位置によって送信局を識別する
・各地球局からの送信信号が重ならないようにすべての地球局の送信タイミングを同期させる必要がある
→基準バースト信号を一定周期で送信する基準局が設置されている
●バースト:各局が送信する細切れの断続信号
*基準バーストって(´・ω・)?
基準バースト信号は、各地球局間の同期をとるためのものですな。●周波数分割多元接続(FDMA):衛星の持つ周波数帯域を分割して各地球局に割り当てる方法
・ディジタル伝送が高速になるほど、信号伝送に必要な周波数帯域は広くなる
●符号分割多元接続(CDMA):特定の符号列を各地球局に割り当てる方法
・送信地球局が、割り当てられた符号列により信号を変調し送信する際、信号のスペクトラムが大きく広がることから、スペクトラム拡散多元接続方式とも言われる
・送信局で使用した符号列がわからない限り、受信信号を取り出すことができないため、秘話性に富んだ方式でもある
〔参考サイト〕技術講座(衛星通信)
(2)通信設備の新設工事を施行する場合、工事実施(期間)中に管理すべき項目
・工程管理
・施行(品質)管理
・安全管理
こんなん絶対出ねー('A`)
〔参考問題〕平成11年専門(無線)問2(衛星通信における時分割多元接続(TDMA)方式)
TDMAでは同一周波数の衛星中継器を時分割で使用するので、送出するディジタル信号を原信号の伝送速度より大きくし、間欠的に送出して通信を行う。このため衛星回線での伝送速度を地上網のディジタル信号の伝送速度から時間的に圧縮し、高速のバースト信号に変換するとともに、衛星からの信号を元の伝送速度に伸張する操作がある。
複数の局が使用するための同期方法は、同期各局から送信されるバースト信号が衛星中継器上で重ならないように、各局の送信タイミングを調整、制御されるため、各局では共通の時間基準を持つ必要がある。
この送信バースト同期の確立をするためには、一般に、各地球局で基準局から送出される基準バーストを衛星から折り返して受信し、これを基準として受信フレーム同期を確立し、その後初期接続(初期捕そくともいう)、送信バースト同期の確立が行われる。
また、TDMAでは、バースト信号を送受信することから、変復調器はバーストモードで動作する。したがって、連続的に送受する変復調器と異なり、変調器にはバースト的に受信される信号を復調するため、各バーストの先頭に設けられた搬送波再生符号及びクロック再生符号を用いて、搬送波及びクロックを高速で再生する機能がある。
by 9denki
| 2005-06-15 11:05
| 伝送交換設備及び設備管理