2005年 06月 17日
伝送交換設備及び設備管理平成9年度第2回問3
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(1)マイクロ波通信の電波伝搬
マイクロ波:周波数300MHz~30GHz帯の電磁波
・UHFとSHFが用いられている
・伝播特性は電離層を通り抜ける性質を持つ
・見通し距離内の通信→直接波を主体
見通し距離外の通信→対流圏回折波や対流圏散乱波などを利用
・フェージングの種類
┌干渉性フェージング
フェージング―|-減衰性フェージング
└吸収性フェージング
フェージングの種類 発生原因
干渉性フェージング 直接波と{回折波や反射波}との受信波の位相差により、合成受信波の振幅・位相周波数特性が変動する
減衰性フェージング 大気中の温度差、湿度差により生じるラジオダクトが直接波を発散または収束する
吸収性フェージング 伝播路上の雨、雪、霧、気体分子などが電波を吸収または散乱する
●ラジオダクト:大気中の屈折率の分布が変わり,電波が地表に沿って地上波到達距離以上に伝播する現象が起こる空間
干渉性フェージングは、電離層内の二つ以上の異なった経路を通って到来する電波の位相がそれぞれ変動し、干渉することによって生じる
偏波性フェージングは、電離層波の偏波面が時間的に変動することによって生じる
吸収性フェージングは、電離層の変化に伴い、電離層での吸収による減衰量が変動して生じる
跳躍性フェージングは、電離層の変化に伴い、跳躍距離付近では、電波が届いたり、届かなかったりして生じる
(2)音声信号をPCM信号に変換する4つの過程
音声信号→標本化→圧縮→量子化→符号化→PCM信号
・標本化
入力音声アナログ信号をサンプリングしてパルス列に変換する(PAM)
・量子化
PAMをある数のステップに区分し、ある範囲の振幅はすべて1つの代表値で表す
・符号化
量子化された値を0,1の符号(PCM信号)に変換する
*覚え方としては、サンプルを作り(標本化)それを具体的な数値にして(量子化)コード化する(符号化)
マイクロ波:周波数300MHz~30GHz帯の電磁波
・UHFとSHFが用いられている
・伝播特性は電離層を通り抜ける性質を持つ
・見通し距離内の通信→直接波を主体
見通し距離外の通信→対流圏回折波や対流圏散乱波などを利用
・フェージングの種類
┌干渉性フェージング
フェージング―|-減衰性フェージング
└吸収性フェージング
フェージングの種類 発生原因
干渉性フェージング 直接波と{回折波や反射波}との受信波の位相差により、合成受信波の振幅・位相周波数特性が変動する
減衰性フェージング 大気中の温度差、湿度差により生じるラジオダクトが直接波を発散または収束する
吸収性フェージング 伝播路上の雨、雪、霧、気体分子などが電波を吸収または散乱する
●ラジオダクト:大気中の屈折率の分布が変わり,電波が地表に沿って地上波到達距離以上に伝播する現象が起こる空間
干渉性フェージングは、電離層内の二つ以上の異なった経路を通って到来する電波の位相がそれぞれ変動し、干渉することによって生じる
偏波性フェージングは、電離層波の偏波面が時間的に変動することによって生じる
吸収性フェージングは、電離層の変化に伴い、電離層での吸収による減衰量が変動して生じる
跳躍性フェージングは、電離層の変化に伴い、跳躍距離付近では、電波が届いたり、届かなかったりして生じる
(2)音声信号をPCM信号に変換する4つの過程
音声信号→標本化→圧縮→量子化→符号化→PCM信号
・標本化
入力音声アナログ信号をサンプリングしてパルス列に変換する(PAM)
・量子化
PAMをある数のステップに区分し、ある範囲の振幅はすべて1つの代表値で表す
・符号化
量子化された値を0,1の符号(PCM信号)に変換する
*覚え方としては、サンプルを作り(標本化)それを具体的な数値にして(量子化)コード化する(符号化)
by 9denki
| 2005-06-17 09:47
| 伝送交換設備及び設備管理