2005年 07月 10日
伝送交換設備及び設備管理平成17年度第1回問1
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(1)ファストイーサネット
〔IEEE802.3u規格〕
規格 伝送媒体 符号化方式 最大距離
100BASE-TX UTPカテゴリ5またはSTP 4B/5B 100m
100BASE-T4 UTPカテゴリ3 8B/6T 100m
100BASE-FX マルチモード光ファイバ 4B/5B 2000m
●8B6T:上位層からの8ビットのバイナリデータを物理層で6Ternary Symbol(3進符号)に変換する符号化方式
●4B5B:上位層からの4ビットのパラレルデータを物理層で5ビットのシリアルデータに変換する符号化方式
・0が多く続くと同期が取れなくなるため、クロック再生に必要なタイミング情報を確保できる
〔参考〕テクノロジー講座|ファーストイーサネット (100Mbps)編
〔100BASE-Tのネットワーク〕
トポロジー:スター型(同軸ケーブルを使用しないため)
信号伝送フレーム:64~1,518[オクテット]
アクセス制御方式:CSMA/CD方式(10BASE-T同様)
(2)イーサネット
●バイポーラ方式:データ1を中央で区切り、その前半のみをパルスとして、これらのパルスを交互に正負のパルス列に変換する符号化方式
●マンチェスタ符号:データの中央で極性を反転させる符号化方式
データが1…低→高
データが0…高→低
●MLT-3(Multi-Level Transmission-3):「+1」「±0」「-1」の3値信号に変換する符号化方式の一種
・「0→1」「1→1」のように次のデータが1になるときのみ、極性を反転させる
●NRZI(Non Return to Zero Invert):次のデータが1になるときのみ、極性を反転させる二つの値をとる符号化方式
〔参考〕@IT:連載:進化するイーサネット(2)
⑤実際今のスイッチングハブは、ギガビットイーサに対してはもう全二重にしか対応していないと聞いたが
仕様的にはIEEE802.3abは半二重も可能ということだろうか?
〔参考〕連載:詳説 TCP/IPプロトコル 第6回 イーサネット(その1) イーサネットの規格とCSMA/CDアクセス制御方式 -- 4.フレームの送信処理
(3)ATMのトラヒック管理
●UPC(Usage Prameter Control:使用量パラメータ制御):ある特定のユーザが、申告した帯域以上のトラヒックを送出し、他のユーザの通信品質に影響を与えないようにする機能
・申告値を超えたセルに対して、廃棄、タギング又はスムージングを行う
・タギングでは、CLP=0→1に置き換えられる
・使用されるアルゴリズムとして、リーキーバケット方式がある
●トラヒックシェーピング:申告値を超えたセルをバッファなどで遅延し、申告値以内のセルレートでネットワークへ転送する機能
●CAC(Connection Admission Control:コネクション受付制御):ユーザからの接続要求に対し、ネットワーク側のトラヒック状態などを調べ、要求されたサービス品質での通信が可能かどうかを判断する制御機能
〔輻輳を回復させる方法〕
・新しいコネクションの受付中止
・優先制御によるセルの遅延
・エンドユーザへの輻輳通知
・ウインドウ制御によるフロー制御
①ふくそうによるセル損失は、ATMノードのバッファオーバフローによるものが原因であるため、誤り
→通信中の端末が一斉にトラヒックを増加させると、ネットワークは輻輳し、セル損失が発生する
〔対策〕ノード内にトラヒックを吸収するバッファを設置する
・ネットワーク内での転送遅延が大きくなる
〔解答〕⑯⑩②⑧②⑤①⑤①
〔IEEE802.3u規格〕
規格 伝送媒体 符号化方式 最大距離
100BASE-TX UTPカテゴリ5またはSTP 4B/5B 100m
100BASE-T4 UTPカテゴリ3 8B/6T 100m
100BASE-FX マルチモード光ファイバ 4B/5B 2000m
●8B6T:上位層からの8ビットのバイナリデータを物理層で6Ternary Symbol(3進符号)に変換する符号化方式
●4B5B:上位層からの4ビットのパラレルデータを物理層で5ビットのシリアルデータに変換する符号化方式
・0が多く続くと同期が取れなくなるため、クロック再生に必要なタイミング情報を確保できる
〔参考〕テクノロジー講座|ファーストイーサネット (100Mbps)編
〔100BASE-Tのネットワーク〕
トポロジー:スター型(同軸ケーブルを使用しないため)
信号伝送フレーム:64~1,518[オクテット]
アクセス制御方式:CSMA/CD方式(10BASE-T同様)
(2)イーサネット
●バイポーラ方式:データ1を中央で区切り、その前半のみをパルスとして、これらのパルスを交互に正負のパルス列に変換する符号化方式
●マンチェスタ符号:データの中央で極性を反転させる符号化方式
データが1…低→高
データが0…高→低
●MLT-3(Multi-Level Transmission-3):「+1」「±0」「-1」の3値信号に変換する符号化方式の一種
・「0→1」「1→1」のように次のデータが1になるときのみ、極性を反転させる
●NRZI(Non Return to Zero Invert):次のデータが1になるときのみ、極性を反転させる二つの値をとる符号化方式
〔参考〕@IT:連載:進化するイーサネット(2)
⑤実際今のスイッチングハブは、ギガビットイーサに対してはもう全二重にしか対応していないと聞いたが
仕様的にはIEEE802.3abは半二重も可能ということだろうか?
〔参考〕連載:詳説 TCP/IPプロトコル 第6回 イーサネット(その1) イーサネットの規格とCSMA/CDアクセス制御方式 -- 4.フレームの送信処理
(3)ATMのトラヒック管理
●UPC(Usage Prameter Control:使用量パラメータ制御):ある特定のユーザが、申告した帯域以上のトラヒックを送出し、他のユーザの通信品質に影響を与えないようにする機能
・申告値を超えたセルに対して、廃棄、タギング又はスムージングを行う
・タギングでは、CLP=0→1に置き換えられる
・使用されるアルゴリズムとして、リーキーバケット方式がある
●トラヒックシェーピング:申告値を超えたセルをバッファなどで遅延し、申告値以内のセルレートでネットワークへ転送する機能
●CAC(Connection Admission Control:コネクション受付制御):ユーザからの接続要求に対し、ネットワーク側のトラヒック状態などを調べ、要求されたサービス品質での通信が可能かどうかを判断する制御機能
〔輻輳を回復させる方法〕
・新しいコネクションの受付中止
・優先制御によるセルの遅延
・エンドユーザへの輻輳通知
・
→通信中の端末が一斉にトラヒックを増加させると、ネットワークは輻輳し、セル損失が発生する
〔対策〕ノード内にトラヒックを吸収するバッファを設置する
・ネットワーク内での転送遅延が大きくなる
〔解答〕⑯⑩②⑧②⑤
by 9denki
| 2005-07-10 23:51
| 伝送交換設備及び設備管理