2005年 07月 11日
伝送交換設備及び設備管理平成17年度第1回問3
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(1)ユーザと通信設備センタの間に設定される光ファイバケーブルを用いたアクセスネットワーク(実は平成12年度第1回線路設備及び設備管理問2のリメイク)
┌シングルスター型
網形態―| ┌アクティブダブルスター型
└ダブルスター型―|
└パッシブダブルスター型
シングルスター型:ユーザと通信設備センタ間を1対1対応で光ファイバケーブルをスター状に布設し、各ユーザ宅に光アクセスシステムを設置する形態
ダブルスター型…伝送路の中間に分岐機能等を有する装置を設置し、この装置を境に2段階の放射状の伝送路で構成される
中間装置 中間装置からユーザまでの配線 俗称
アクティブダブルスター型 RT 平衡対ケーブル又は同軸ケーブル FTTC
パッシブダブルスター型 光スプリッタ 光ファイバケーブル PON
●RT(Remote Terminal:遠隔多重加入者線伝送装置):光/電気変換機能、多重分離機能などを有する能動的な装置
●光スプリッタ:光信号の分岐/合成を行う光受動素子
●FTTC(Fiber to the Curb):ユーザとの接続に同軸ケーブルを活用し、光ファイバケーブルに置き換え、光アクセスシステムを設置したネットワーク構成
●HFC(Hybrid Fiber Coax):ユーザとの接続にCATVの同軸ネットワークを活用し、光ファイバケーブルに置き換え、光アクセスシステムを設置したCATV網のネットワーク構成
●PON(Passive Optical Network):PDS型のトポロジーを取るFTTHネットワーク
〔参考〕ニュースに出るネット用語
(2)アクセスネットワークシステムなどで用いられている技術
●FDM:それぞれの入力信号を異なる搬送周波数で変調することにより、周波数軸上に多重化して伝送する方式
●DWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing:高密度波長分割多重)方式:波長の異なる複数の光信号を一心の光ファイバに数十波長以上多重化する方式
●CSMA/CA方式:他端末がフレームを送信中であるか否か、自端末あてのフレームが送信されているか否かを監視することにより、衝突を回避する無線LANにおけるアクセス制御方式
●FWA(Fixed Wireless Access:固定系無線アクセスシステム):無線による加入者系データ通信サービスの方式
・加入者と通信事業者間の回線に無線回線を使用するため、NTTの回線を利用しなくても通信サービスを提供でき、ケーブル敷設にかかるコストを削減できる
→有線アクセスシステムの敷設が困難な場所において導入されることが多い
●IMT(International Mobile Telecommunication)-2000:ITU-Tが2000年の規格制定を目標に標準化を進めている、2GHz帯を使用した第三世代(3G)移動体通信システム
*問題文④の説明は現在の移動体通信システム(TDMAやCDMA-one)?
(3)統計に関する用語(JIS Z 8101「統計-用語と記号-」)
(ⅰ)確率及び一般統計用語(JISZ8101-1)
●トレンド:観測値を順に打点したとき、点が順次上昇または下降すること(ただし、偶然誤差や周期変動成分による変動は除く)
●ヒストグラム:計算特性の度数分布のグラフ表示の一つであり、測定値の存在する範囲をいくつかの区間に分けた場合、各区間を底辺とし、その区間に属する測定値の度数に比例する面積を持つ長方形を並べた図
●標準偏差:分散の正の平方根=√分散
●確率:ある試行を同じ条件の下で長く続けたとき、一定の結果が生起する相対頻度の極限値
●相姦:二つの確率変数の分布法則の関係
(ⅱ)統計的品質管理用語(JISZ8101-2)
●シューハート管理図:工程が統計的管理状態であるかどうかを評価するための管理図
●抜取検査方式:定められたサンプルの大きさ及びロットの合格の判定基準を含んだ規定の方式
●合格品質基準:一連の継続的ロットを考えたとき、抜取検査の目的では工程の満足な平均品質の限界と考えられる品質水準
●移動平均管理図:現時点での観測値とn時点前の観測値を置き換えながら、最新のn時点までの観測値の算術平均を用いることによって工程水準を評価するための管理図
●消費者危険:所定の抜取検査方式において、ロット又は工程の品質水準がその抜取検査方式では不合格と指定された値のときに、合格となる確率
〔解答〕⑩⑮⑧③③④③⑤
┌シングルスター型
網形態―| ┌アクティブダブルスター型
└ダブルスター型―|
└パッシブダブルスター型
シングルスター型:ユーザと通信設備センタ間を1対1対応で光ファイバケーブルをスター状に布設し、各ユーザ宅に光アクセスシステムを設置する形態
ダブルスター型…伝送路の中間に分岐機能等を有する装置を設置し、この装置を境に2段階の放射状の伝送路で構成される
中間装置 中間装置からユーザまでの配線 俗称
アクティブダブルスター型 RT 平衡対ケーブル又は同軸ケーブル FTTC
パッシブダブルスター型 光スプリッタ 光ファイバケーブル PON
●RT(Remote Terminal:遠隔多重加入者線伝送装置):光/電気変換機能、多重分離機能などを有する能動的な装置
●光スプリッタ:光信号の分岐/合成を行う光受動素子
●FTTC(Fiber to the Curb):ユーザとの接続に同軸ケーブルを活用し、光ファイバケーブルに置き換え、光アクセスシステムを設置したネットワーク構成
●HFC(Hybrid Fiber Coax):ユーザとの接続にCATVの同軸ネットワークを活用し、光ファイバケーブルに置き換え、光アクセスシステムを設置したCATV網のネットワーク構成
●PON(Passive Optical Network):PDS型のトポロジーを取るFTTHネットワーク
〔参考〕ニュースに出るネット用語
(2)アクセスネットワークシステムなどで用いられている技術
●FDM:それぞれの入力信号を異なる搬送周波数で変調することにより、周波数軸上に多重化して伝送する方式
●DWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing:高密度波長分割多重)方式:波長の異なる複数の光信号を一心の光ファイバに数十波長以上多重化する方式
●CSMA/CA方式:他端末がフレームを送信中であるか否か、自端末あてのフレームが送信されているか否かを監視することにより、衝突を回避する無線LANにおけるアクセス制御方式
●FWA(Fixed Wireless Access:固定系無線アクセスシステム):無線による加入者系データ通信サービスの方式
・加入者と通信事業者間の回線に無線回線を使用するため、NTTの回線を利用しなくても通信サービスを提供でき、ケーブル敷設にかかるコストを削減できる
→有線アクセスシステムの敷設が困難な場所において導入されることが多い
●IMT(International Mobile Telecommunication)-2000:ITU-Tが2000年の規格制定を目標に標準化を進めている、2GHz帯を使用した第三世代(3G)移動体通信システム
*問題文④の説明は現在の移動体通信システム(TDMAやCDMA-one)?
(3)統計に関する用語(JIS Z 8101「統計-用語と記号-」)
(ⅰ)確率及び一般統計用語(JISZ8101-1)
●トレンド:観測値を順に打点したとき、点が順次上昇または下降すること(ただし、偶然誤差や周期変動成分による変動は除く)
●ヒストグラム:計算特性の度数分布のグラフ表示の一つであり、測定値の存在する範囲をいくつかの区間に分けた場合、各区間を底辺とし、その区間に属する測定値の度数に比例する面積を持つ長方形を並べた図
●標準偏差:分散の正の平方根=√分散
●確率:ある試行を同じ条件の下で長く続けたとき、一定の結果が生起する相対頻度の極限値
●相姦:二つの確率変数の分布法則の関係
(ⅱ)統計的品質管理用語(JISZ8101-2)
●シューハート管理図:工程が統計的管理状態であるかどうかを評価するための管理図
●抜取検査方式:定められたサンプルの大きさ及びロットの合格の判定基準を含んだ規定の方式
●合格品質基準:一連の継続的ロットを考えたとき、抜取検査の目的では工程の満足な平均品質の限界と考えられる品質水準
●移動平均管理図:現時点での観測値とn時点前の観測値を置き換えながら、最新のn時点までの観測値の算術平均を用いることによって工程水準を評価するための管理図
●消費者危険:所定の抜取検査方式において、ロット又は工程の品質水準がその抜取検査方式では不合格と指定された値のときに、合格となる確率
〔解答〕⑩⑮⑧③③④③⑤
by 9denki
| 2005-07-11 12:54
| 伝送交換設備及び設備管理