2005年 06月 02日
伝送交換設備及び設備管理平成15年度第1回問1
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(1)ATM方式の特徴
ATMに関する基本的な問題。まあいいでしょう(´・ω・)ノ
その他次の点にも注意
〔ATMの特徴〕
・固定長セル(53バイト)で伝送される
→多重化やスイッチング処理が簡易で高速化が容易
・同期多重化のようなフレーム周期がないので、多重化時に周期性の制約がない
→情報が発生したときのみ有効なセルを伝送できる
・セルヘッダには、セルの接続先経路情報であるVPI/VCIのような管理情報が付随する
→多重化やスイッチングで、運ばれる情報速度を意識しないで処理ができる
→異なった速度の情報の伝達が容易
(2)無線通信技術
(ⅰ)移動体通信のサービスエリア構成等
●セルラーシステム:多数の基地局(セル)でサービスエリア全体をカバーする方法をとるシステム
・無線周波数帯域幅/伝送に必要な帯域幅=無線チャネルをそれぞれの無線ゾーンに割り当てる
→同じ周波数の無線チャネルでも、電波干渉しない程度に離れた無線ゾーンならば、同時に異なる通信に使用する目的で割り当てることができる
●セル:サービスエリアにおいて、基地局から電波が届く範囲
●セクタ構成:1つの基地局で複数の指向性アンテナを用いて、サービスエリアを分割してセルを構成すること
〔参考〕ネットワークの品質維持・向上の取り組み
「実際に基地局を運用する際、ひとつのセルをさらに2~6つの扇型に分割して、異なる周波数を割り当てることがあります。このとき、分割されたそれぞれの扇型のエリアはセクタ・セルと呼ばれ、アンテナはセクタ・セルごとに設置します。
同じ周波数が重ならないようにするため、極めて高度な制御が必要ですが、ドコモでは電波を有効に活用し、効率的な運用を行うため、都市部を中心に多数の基地局でこのようなセクタ構成を実施しています。」
(ⅱ)衛星通信システム
・地球局に設けられる機器
受信←大型アンテナ、低雑音増幅機(素子としてHEMT)
●HEMT(High Electron Mobility Transistor:高電子移動度トランジスタ):バンドギャップの異なる異種の半導体材料の接合界面に生じる電子層が通常の半導体内に比べて、高速で動作することを利用した電界効果型トランジスタの総称
送信→変復調器、大電力増幅器…進行波管(TWT)、クライストロン
*で、「他の通信衛星や地上通信の電波による干渉を防止するために」設けられるのがエコーキャンセラというのは誤りなのはわかったが、じゃあ実際どうなのよ…_| ̄|〇
解説にはなぜか知らんがエコーキャンセラの説明ばかりで、じゃあ干渉を防ぐためにどんな機器を使ってるのかという説明がない(ノ∀`)
G/T=アンテナの受信利得/受信システムの雑音温度
・アンテナシステムの例としては、同じアンテナ素子を多数配列したアレーアンテナを使用することにより、指向性を電子的に制御して、安定な通信を確保する方法がある
(3)データ通信の基本用語と汎用コンピュータの処理用語(JIS X 0009)
●回線交換:要求のたびにデータ端末装置を接続し、その接続が開放されるまで、それらの間のデータ回線を排他的に使用させるような処理過程
●データグラムサービス:パケット交換において、データグラムをアドレス部で示されているあて先へ転送するサービス
●ビット誤り率(BER)
ある時間内に発生した誤りのビット数
=―――――――――――――――――
送信、受信または処理したビットの総数
●スループット:与えられた時間内に計算機システムによって遂行される仕事の量の測度
●ターンアラウンドタイム:ジョブを提出してから完全な出力が返送されるまでの経過時間
●応答時間:計算機システムに対する問合せまたは要求の始まりから応答の終わりまでの経過時間
●割込み:計算機プログラムの実行のような処理を行っているときの中断であって、その処理に対する外部からの事象に起因し、後でその処理が再開できるような方法で遂行されるもの
●ジョブ:利用者によって定義され、計算機によって実施される仕事の単位
ATMに関する基本的な問題。まあいいでしょう(´・ω・)ノ
その他次の点にも注意
〔ATMの特徴〕
・固定長セル(53バイト)で伝送される
→多重化やスイッチング処理が簡易で高速化が容易
・同期多重化のようなフレーム周期がないので、多重化時に周期性の制約がない
→情報が発生したときのみ有効なセルを伝送できる
・セルヘッダには、セルの接続先経路情報であるVPI/VCIのような管理情報が付随する
→多重化やスイッチングで、運ばれる情報速度を意識しないで処理ができる
→異なった速度の情報の伝達が容易
(2)無線通信技術
(ⅰ)移動体通信のサービスエリア構成等
●セルラーシステム:多数の基地局(セル)でサービスエリア全体をカバーする方法をとるシステム
・無線周波数帯域幅/伝送に必要な帯域幅=無線チャネルをそれぞれの無線ゾーンに割り当てる
→同じ周波数の無線チャネルでも、電波干渉しない程度に離れた無線ゾーンならば、同時に異なる通信に使用する目的で割り当てることができる
●セル:サービスエリアにおいて、基地局から電波が届く範囲
●セクタ構成:1つの基地局で複数の指向性アンテナを用いて、サービスエリアを分割してセルを構成すること
〔参考〕ネットワークの品質維持・向上の取り組み
「実際に基地局を運用する際、ひとつのセルをさらに2~6つの扇型に分割して、異なる周波数を割り当てることがあります。このとき、分割されたそれぞれの扇型のエリアはセクタ・セルと呼ばれ、アンテナはセクタ・セルごとに設置します。
同じ周波数が重ならないようにするため、極めて高度な制御が必要ですが、ドコモでは電波を有効に活用し、効率的な運用を行うため、都市部を中心に多数の基地局でこのようなセクタ構成を実施しています。」
(ⅱ)衛星通信システム
・地球局に設けられる機器
受信←大型アンテナ、低雑音増幅機(素子としてHEMT)
●HEMT(High Electron Mobility Transistor:高電子移動度トランジスタ):バンドギャップの異なる異種の半導体材料の接合界面に生じる電子層が通常の半導体内に比べて、高速で動作することを利用した電界効果型トランジスタの総称
送信→変復調器、大電力増幅器…進行波管(TWT)、クライストロン
*で、「他の通信衛星や地上通信の電波による干渉を防止するために」設けられるのが
解説にはなぜか知らんがエコーキャンセラの説明ばかりで、じゃあ干渉を防ぐためにどんな機器を使ってるのかという説明がない(ノ∀`)
・発射する電波が対地静止衛星に開設する人工衛星局と固定地点の地球局との間で行う無線通信又は対地静止衛星に開設する放送衛星局の放送の受信に混信を与えるときは、当該混信を除去するために必要な措置を執らなければならない・地球局の受信性能の評価
措置であって装置ではないからな。
一番簡単なのは、協議して周波数を変更する。10M→11M
電波の放射範囲・出力を変更する。
>他の通信衛星や地上通信の電波による干渉を防止するために設けられるのは何か?
と言うのであれば、EMC、EMIの対策に「シールド(遮蔽)」や、漏れは見たことないけど「電磁誘導抑圧管」が該当するかも。
G/T=アンテナの受信利得/受信システムの雑音温度
・アンテナシステムの例としては、同じアンテナ素子を多数配列したアレーアンテナを使用することにより、指向性を電子的に制御して、安定な通信を確保する方法がある
(3)データ通信の基本用語と汎用コンピュータの処理用語(JIS X 0009)
●回線交換:要求のたびにデータ端末装置を接続し、その接続が開放されるまで、それらの間のデータ回線を排他的に使用させるような処理過程
●データグラムサービス:パケット交換において、データグラムをアドレス部で示されているあて先へ転送するサービス
●ビット誤り率(BER)
ある時間内に発生した誤りのビット数
=―――――――――――――――――
送信、受信または処理したビットの総数
●スループット:与えられた時間内に計算機システムによって遂行される仕事の量の測度
●ターンアラウンドタイム:ジョブを提出してから完全な出力が返送されるまでの経過時間
●応答時間:計算機システムに対する問合せまたは要求の始まりから応答の終わりまでの経過時間
●割込み:計算機プログラムの実行のような処理を行っているときの中断であって、その処理に対する外部からの事象に起因し、後でその処理が再開できるような方法で遂行されるもの
●ジョブ:利用者によって定義され、計算機によって実施される仕事の単位
by 9denki
| 2005-06-02 19:51
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